Time〜元新撰組と現代少女〜
私達は、そのまま部屋に戻ってきた。
土「栞、これを着ろ。」
栞「え、あ………はい?」
私が土方さんから受け取った服は、優美なマーメードラインのドレスだった。
栞「こここ、こんな服は着れませ一一一
土「なら、俺が着替えさせてやろうか?」
栞「いっ、嫌です!!!!」
土「んな否定しなくても良いだろうに。」
私が全力で否定すると、土方さんの顔が少しだけ陰った。
栞「土方さん、そんな顔をしないで下さいよ………」
土「……………どうして嫌なんだ?」
栞「だって、私……………太ってるんだもん………」