Time〜元新撰組と現代少女〜
今度は私の顔が陰る番だった。
自分で太っていると言うと、改めて感じてしまう。
土「んなこと、ねぇよ。」
栞「嘘です!!」
私が泣きそうな顔で土方さんを見ると、土方さんは溜め息を吐いて紙袋を差し出してきた。
土「腹がそんなに気になるなら、これを羽織れ。」
栞「あ、ありがとうございます………!!」
ちゃんと準備をしてくれていた土方さんに感謝をして、私は早速着替えた。
栞「土方さん、お待たせしました!!」
土「ん、じゃあ行くか。」
そう言うと、土方さんはさっさと歩いていってしまった。