Time〜元新撰組と現代少女〜
私は、その後の車内の空気に耐えられず口を開いた。
栞「あ、あのっ…今日は何が食べたいですか?」
土「いや、今日くらい俺が作るよ。」
栞「え、でも……………」
私が少し不安になっていると、土方さんがこっちを見た。
土「不味いのは作らねぇから安心しろ。」
栞「そ、うですか………」
私がホッとするのも束の間、土方さんはニヤリと笑った。
土「そうだ、今一番食べたいのはお前だから。」
栞「なっ……………!!?////」
土方さんの言葉で真っ赤になった私を横目に、土方さんはクスクスと笑いながら運転を続けたのだった。