Time〜元新撰組と現代少女〜
入学式
土「ったく、総司の奴め……………」
とか言いつつ、土方さんはちゃんと私の頭を撫でてくれた。
私は、その手が気持ちよくて目を閉じた。
土「………なぁ、栞。お前、会わないうちに凄い大胆になったな?」
栞「だって、土方さんに会えたんだもん。今くらい許して下さいよ!!」
私は言うや否や、土方さんにより強く抱き付いた。
土「ったく、お前には負けるぜ。」
そう言うと土方さんは、私を包み込むように優しく抱き締めてくれた。