Time〜元新撰組と現代少女〜
〜栞side〜



近「………話すことは、それくらいかな?」


栞「……………。」





私が無言でいると、近藤さんは笑顔でとんでもないことを言った。


近「伊吹君は、俺の最期を見てたもんな。」


栞「え、何で………それを……………?」


近「そりゃあ、俺には見えていたからだよ。それにしても、あんなものを見て大層恐かったろうに。」





そう言うと、近藤さんは私をあやすかの様に、頭を撫でてくれた。




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