Time〜元新撰組と現代少女〜




総司と平助君がそんなことを話している横で、私は顔を真っ青にしていた。


栞「ねぇ、烝。」


烝「……………何や。」


栞「私を探さないで下さい。」


烝「そんなこと言われても………」





そんなことを2人で言っていると、土方さんが口を開いた。


土「それと今回、優勝した組には褒美をやる。勝敗は、残った人数で決めるからな。」


皆「「「「「一一一一一っ!!!!!」」」」」




土方さんの言葉を聞いて、一瞬にして皆の目の色が変わった。


隣にいる烝が、私のことを睨んでいるのが見なくても分かる。




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