Time〜元新撰組と現代少女〜
〜土方side〜



雪合戦が始まる前、俺は既に校舎内に入っていた。


目的は、栞ただ1つ。


一一一一一パタパタ


土「ん?」





俺は、後ろから聞こえてくる軽やかな足音に気付き、直ぐに隠れた。


すると、その足音は栞のものだった。


土「あいつ、やっぱり来たな。」





そう、俺は栞が来ることを知っていた。


………と言うか、考えれば誰でも分かる話、女子トイレに栞が入ってしまえば誰も手出しが出来ない。


土「あいつの頭の中は、単純すぎて困るんだよ………」




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