Time〜元新撰組と現代少女〜
だから、と土方さんは私の頭をあやすかのように撫でた。
土「俺が生徒に負けるわけがないだろう?」
栞「土方さん………」
土方さんの言葉は、全く根拠がない。
それでも私は、土方さんのことを信じたいと思った。
土「栞、俺を信じてくれるか?」
栞「はいっ!!」
私が勢いよく返事をすると、土方さんは私を物陰に隠した。
そして、何処からか刀を出した。
一一一一一カチャ
栞「え、ちょっ、土方さん………何で刀出してるの!!?」
土「雪玉を叩っ斬るからだ。」