Time〜元新撰組と現代少女〜




それからの時間は、土方さんと2人でゆっくり過ごした。


昼ご飯と夜ご飯を、私は作ろうとしたのだが………





土「お前はゆっくりしてろ。」


栞「え〜、もう大丈夫なのに!!」


土「また体調が悪くなったら困るんだよ。」





そう言った土方さんは結局、今日1日ずっと私を台所に立たせることは無かった。


そして、ご飯の時間になる度に、私は土方さんの料理の上手さに落ち込むこととなった。





土「………栞、どうかしたか?」


栞「どうして土方さんは男の人なのにご飯がこんなに上手いの!!?」


土「んー、まぁ1人で暮らしてたからな。」




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