Time〜元新撰組と現代少女〜




2人は、何日もかけて新選組に挨拶をして回った。


そして、遂に海を越えて函館に着いた。





栞「………。」


土「?おい、栞。どうかしたか?」


栞「………ううん、大丈夫。」





この時、栞の頭の中ではある葛藤があった。


土方と共に挨拶に行かなければならない所は、残り1つ。


そう、前世の土方の所だ。





行って挨拶をしなければならない。


しかし、栞は行きたくなかったのだ。





土「………栞?」


栞「土方さんは………居なくならないよね?」




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