Time〜元新撰組と現代少女〜




まだまだ他にも、言い出すと切りがなくなるほど行っている。


栞は、永倉はともかく原田に語学力があるとは思っていなかった。


しかし実際に永倉に聞いてみると、実は原田の方が海外に詳しかった。





栞「はぁ………人って見掛けで判断しちゃ駄目だね、土方さん。」


土「ぶはっ!!何言ってんだよ、栞。まだ原田のこと引き摺ってるのか?」


栞「だって……………」





栞の中では、原田は馬鹿の頂上にいる男だったのだ。


栞が土方にこの事を話したら、土方は爆笑したくらいだ。


それ以来、栞はたまにこんなことを呟いていた。




< 279 / 290 >

この作品をシェア

pagetop