Time〜元新撰組と現代少女〜




久坂に気に入られるなんてな。


土「それだけ、栞が魅力的だってことか。」





俺は、1人で納得する。


そして、いつの間にか静かになった栞を抱き上げると、久坂達に体ごと向ける。





土「久坂、栞が欲しければ正面から向かってこいよ。」





さっきの耳打ちで、俺は久坂にこう言われていた。


久『じゃあさ、土方から栞を取っちゃっても良い?』





土「ま、俺から取れるわけないがな。」


久「んなこと、まだ分かんねぇぜ?」


俺は、久坂と火花を散らしたあとアジトから出た。




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