Time〜元新撰組と現代少女〜
私と総司は、補習室に来ていたのだが。
一一一一一ガチャガチャ
総「空いてないじゃん。」
栞「本当だ。じゃあ、土方さんが来るまで待ってよ。」
私は扉に背を凭れかけたが、総司はその場から動こうとしなかった。
栞「総司、どうしたの?」
私が総司に声をかけると、総司はこっちを見た。
総「ねぇ、栞ちゃん。土方さんのこと待つより、呼んだほうが早いよね?」
栞「え………うん、確かにそうだね。」
私が頷くと、総司の顔に不気味な笑みが浮かんだ。