はい、私達変人です。
目の前には「どおおおおん」と立つ校舎。

うへーーー!

でっけええぇ!


やっぱでかいねー♪こっのこっうしゃ!♪


「お前も遅刻者か。」

後ろから高い綺麗な声が聞こえた。

振り向いたら、そこにはノートパソコンを片手にもち、反対の手で携帯をいじっている眼鏡美少年がいた。

『はい、そーでーす』

ヘラっと笑って見せると、そいつは眉間にシワを寄せ

「お、お前は、バラ色悪魔☆ミアにそっくりだ!」

と叫んだ。

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