いつもキミのとなりで


 もしそれで裕也と付き合ってたら


  彼女として裕也のとなり



   にいれたのかな…


  

  ふと、空を見上げたら

 卒業式のときと同じ

  雲一つない真っ青な青空だった


   

   もう桜も咲き始めていて、


  
  なんだかとっても懐かしく感じた




   『莱夏ちゃん』



  えっ、うち裕也のこと考えすぎて


    こんな声が聞こえるのかな



   けど少し声が違ってた


  あの頃の裕也の声じゃない…
  
   

   でも確かに少し低くなった


    裕也の声だ


  振り返ると

   やっぱり裕也だっ!!!
  




   




   
  

  
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