本当は可愛くて優しい彼の事が大好きなんですっっ!【超短編】
彼と始めて会ったのは会議。
半ば押し付けで学級委員になってしまったあたしは、その日会議に出席していた。
その時隣だったのは彼こと桐山圭【きりやまけい】
どうやらアイツの一目惚れらしい。
違うクラスなのに会うたびに
「好き」
の連発。
「あたしは好きじゃない」
って言っても目気ずにいってくる。
でも、あたしはそんな彼が実は好き。
彼の前じゃ強気になっちゃう。
いつの日か、彼を目で追ってたあたし。
だけど女たらしで有名だった彼。
忘れなきゃ…と思ってたらこのざま。
彼が話しかけるたび、ドキドキとする胸。
なんであんなことを言っちゃうんだろう?
そうやっていつも後悔する毎日。
「あっいちゃーん」
ほら今日だって遠くから手を振りながら走ってくる可愛い彼。
そんな彼にいつだって毒を吐いてしまう。
「黙れ」
「ひどいっ!愛ちゃんを見つけて走ってきたのに!」
「走らなくていい。そして気安く愛ちゃんと言うな。」
すると泣き真似をする彼。
そんな仕草でさえ可愛いと思ってしまう
半ば押し付けで学級委員になってしまったあたしは、その日会議に出席していた。
その時隣だったのは彼こと桐山圭【きりやまけい】
どうやらアイツの一目惚れらしい。
違うクラスなのに会うたびに
「好き」
の連発。
「あたしは好きじゃない」
って言っても目気ずにいってくる。
でも、あたしはそんな彼が実は好き。
彼の前じゃ強気になっちゃう。
いつの日か、彼を目で追ってたあたし。
だけど女たらしで有名だった彼。
忘れなきゃ…と思ってたらこのざま。
彼が話しかけるたび、ドキドキとする胸。
なんであんなことを言っちゃうんだろう?
そうやっていつも後悔する毎日。
「あっいちゃーん」
ほら今日だって遠くから手を振りながら走ってくる可愛い彼。
そんな彼にいつだって毒を吐いてしまう。
「黙れ」
「ひどいっ!愛ちゃんを見つけて走ってきたのに!」
「走らなくていい。そして気安く愛ちゃんと言うな。」
すると泣き真似をする彼。
そんな仕草でさえ可愛いと思ってしまう