本当は可愛くて優しい彼の事が大好きなんですっっ!【超短編】
「おー、いたいた桐谷、これ頼む」

これから帰ろうと教室を出ようとした時
、先生からドンっと紙を渡される。

あたしの頭ぐらいあるよ…これ…

そしてその上にちょこんとホチキスを乗せる先生。

「なんなんですか?これ…」

先生に聞くと先生は答えた。

「これ、今度の学級委員の会議の時の資料。お前以外みんな部活でさー。
お前、帰宅部だろ?だから…よろしくなっ」

そう言ってそそくさと帰っていく先生。

あたしはその姿を見て呆然としていた。

「…どんだけの量あるのよ…これ…」


そんな事で今に至る。
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