本当は可愛くて優しい彼の事が大好きなんですっっ!【超短編】
まぁ…いっか。と開き直り、資料を置きに職員室へ向かう。

時刻は4時。

…2時間もやってたんだ…

サッカー部はもう終わっている。

今は11月。だからもうあたりはもう薄暗い。

少し怖がりながらも職員室へ向かった。


ガラリとドアを開ける。

いる先生はあと少し。

あたしは学級委員担当の先生の元へ向かった。

「これ、出来ました」

そう言って見せると先生は明らかに変な顔をした。

そうして、あたしに言った。

「ぐちゃぐちゃねぇ、悪いけどやり直してくれるかしら。」

この先生は20代後半の女の先生。

何かとあたしにつっかかってくる。

「そんなっ!無理です!」

「あら?教師にたてつくっていうの?
いいからやり直してくれる?
わたし、時間ないの。」

「あたしだって時間ありません!」

「いーじゃないの。どうせ暇でしょ?
わたしはこれからy「合コンがあるんでしょ?」そう、合コンがあるから早く………」

先生はそこまで言うと青い顔をした。

そして、さっきの言葉を発した人物を見る

あたしは見なくても分かった。

それは紛れとなくいつも聞いている彼の声だったから……

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