美男子悪魔のスイートな罠





すると王子様は、特大のため息をあたしにお見舞いした







「……言葉が足りなかったかな」






「―――え?」








王子様の両手にあたしの手が包まれる






トクンと胸の中で音がする








「誰が、好きじゃないって言った?」






「え………?」





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