美男子悪魔のスイートな罠





「キスに理由がないのも、したいと思ったからしただけ」






「へ……それって……」







見上げると、王子様の指があたしの頬に触れた








「いくら俺でも、なんとも思ってないやつを彼女にしたりしない」






――――ドキンッ






それってそれって…







かぁぁと赤くなる頬






もう涙も引っ込んだ





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