好きだったよ。ばいばい。
…私は、今日から高校生。
「もう、中学を卒業してから2週間かぁ…」
なんだか、実感湧かないな。



ドンッ



「ひゃっ…!?」

まるで漫画の主人公みたいな声を上げる。


「…だっせぇの」

その声の主____________私を朝から鞄で叩いてきたのは、幼なじみの奏多だった。

「…いったいなぁ」
少し笑いながら言うと、緊張解けたか?なんて言う奏多。

こーゆー優しさは、反則だと思う…


奏多、君は私の気持ちに気づいてるかな?










 
私は、奏多が好きなんだよ______________?
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