先生、大好きだよ。

んっ…眩しい…



私たちは、あの後寝てしまったみたい。





先生は私を抱き締めたまま気持ちよさそうに眠っている‥





ふと、左の薬指に違和感を感じ………






涙が溢れた……







私の左手の薬指にはキラキラと輝く指輪があった……






『な〜に、泣いてるの(笑)』





突然、隣から声がして見ると……先生がニッコリ笑って見ていた。






「先生…?起きてたの?」





『うん♪でも芽依が俺を見つめてたから寝たフリしてた♪♪』






「も〜……先生、指輪いつつけたの?」






『芽依が寝てる間に。 芽依。芽依はずっと俺のもんだ。高校卒業して落ち着いたら結婚しよ?』







「先生…! よろしくお願いします……。」




私は、また幸せの涙が溢れた。





先生といると泣かされてばかりだ‥





でも、幸せの涙ならたくさん流してもいいよね。



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