先生、大好きだよ。

「お父さんなんて‥♪」

お母さんが指をさす方をみると





お父さんと先生は、まだ夕方だと言うのにお酒を飲んでいた。





「春樹〜、良い飲みっぷりだねー」




「お父さんこそ!」






何だ‥あの二人……





私の先生なのに‥



しかも、今[春樹]って呼び捨てにした?!



もう、そんな仲なの?




私だって、まだ呼んだことないのに!








私は先生のもとに駆け寄った。


「先生、お酒強いの?」





『まぁな♪』





「知らなかった‥」





『当たり前だろ‥お前、未成年なんだから一緒に飲むわけにもいかねぇし。』





ちょっと、お父さんに嫉妬した‥





「そうだぞ!今は、春樹はお父さんと飲んでいるんだ。芽依はお母さんのとこに行ってろ。」






……!!!


なにそれ〜〜!


悔しい〜〜!!



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