先生、大好きだよ。
嫌がらせ
「先生〜、昨日はありがとう!」
『おぉ。』
相変わらず、素っ気ない‥
でも、優しいの知ってるよ♪
先生と、いつものように話していると
「水川先輩‥!」
‥2年生かな? 突然呼ばれた…
「あの‥?なんでしょうか…??」
「私、2年の藤沢咲季といいます。ちょっと、いいですか?」
その子は、先生をチラッと見て保健室を出ていった。
私は急いで追うようについていった。
なんか‥やだな……
人気の少ないところにつくと、突然足をとめ
「先輩、突然呼び出してスミマセン。」
「いえ‥」
「あの!はっきり言わせていただきます。」
え!? 何を??
「私、平岡先生が好きです!先輩も好きなんですか?」
は?何で、そんなこと言わなきゃいけないの?
「何で‥?」
「いつも保健室にいて、先生にベッタリで、はっきり言ってウザイんです。」
私は、藤沢さんの迫力に驚いて何も言えなかった‥