鷹祢の華。

「人の鞄漁るのか。この俺の鞄を、キャーこの人痴漢です変質者です(棒読み)」


「女子でもないんだし、そんなに見られて恥ずかしいものでもあるんですか」

「プライバシーが入ってる」

「じゃあ取りにいけないんでお弁当は我慢するしか、、、」


そういって、チラッと暴君のほうを見ると眉間にしわを寄せていた。


「別に漁るなとは言ってない」


な、、、


めんどくせー、、、!!!


これは中々のめんどくさい性格だ、、、


「じゃあ取ってくればいいんですね」


子供な暴君はこくっとうなずいた


その姿が可愛かったから許す。




私は教室から出ると、走って教室までいく。


なんせ今いたところから教室まで距離が遠くいので、暴君様が遅いと怒らないように走るのだ。



その間、

私が鷹祢くんの鞄を漁っていると言われないか心配だ。

それこそ本気で変質者。



人が少ないといいけど、、、





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