ガラスの靴をもう一度
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「川上佑也です!よろしくお願いします」
川上くんが赴任してきて、部署内は今まで以上に活気づき始めた。
何せ、イケメン。
女性社員が反応しないはずがない。
雅貴には言えないけれど、本当に目を引く人なのだ。
背が高く、肩幅が広い川上くんは、目鼻立ちもハッキリとしている。
髪は短めで、スポーツマンといった雰囲気。
実際、学生時代はサッカーをやっていたと聞いている。
そんな川上くんは、営業部署でトップの成績を取り、本社の総務部へ赴任してきたのだった。