ガラスの靴をもう一度


-----
----

「川上佑也です!よろしくお願いします」

川上くんが赴任してきて、部署内は今まで以上に活気づき始めた。

何せ、イケメン。

女性社員が反応しないはずがない。

雅貴には言えないけれど、本当に目を引く人なのだ。

背が高く、肩幅が広い川上くんは、目鼻立ちもハッキリとしている。

髪は短めで、スポーツマンといった雰囲気。

実際、学生時代はサッカーをやっていたと聞いている。

そんな川上くんは、営業部署でトップの成績を取り、本社の総務部へ赴任してきたのだった。

< 112 / 494 >

この作品をシェア

pagetop