ガラスの靴をもう一度
「えっ?」
私と原田さんだけでなく、これにはさすがの雅貴も困惑していた。
麻生さん、どこまで邪魔する気?
苛立ちも頂点に達した時、崇史さんが口を開いたのだった。
「私もそれでいいと思います。彼女たちには上長から、フィードバックをしてあげればいい訳ですから」
そ、そんな~。
そりゃ、崇史さんは元々反対派だったとはいえ、ついこの間一緒に話しをした仲じゃない。
何で、麻生さんの意見に同意するのよ。
すると、黙って聞いていた川上くんが、意見をしてきたのだった。