Kiss Kiss Kiss
束縛されたくない

朝陽さんにキスされるまでは
あまり考えてもいなかった。

だけど 朝陽さんが甘いキスをくれるたびに
私は有頂天になって

そのキスを楽しんで


そして 自分だけと思いたくなる。

束縛


私の中にも芽生える朝陽さんへの執着


私だけの朝陽さん
その目で口で指で体で
私以外の女の人に触れては欲しくない


愛が深まると同時に芽生える
嫉妬と束縛

だけど
司の彼女のようにはなりたくない


だけど・・・・・・

「どうした?元気がないぞ。」

朝陽さんはいつも優しいの・・・・・・
その温かい胸にちょこんとおでこをつける。


「好き・・・・・。」

「わかってる。」

「うふふ 朝陽さんを見たら言いたくなるの。」


優しく髪をかけあげられて
耳たぶにキス

もう全神経が集中する
その唇に触れたいって
全身の肌が疼いている・・・・・・。


だんだんたまらなくなるの
全部私を受け止めてくれるのは いつなんだろって・・・


甘いキス

甘い吐息

私は朝陽さんを待ちわびている・・・・・。
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