Kiss Kiss Kiss
「司と同じくらいの年だよ。
それに大切な人から預かった娘さんに
そんなことはできないよ。
大人の事情もあるんだよ。」

「知らない!!!
朝陽さんが好きなの!!!
私 エッチのこと何も知らないけど……
朝陽さんにあげたい・・・・・
もらってもらいたい・・・・・。」


とんでもないことを言ってるのは
わかっていた。

「私しか見てないからだよ。もっと
世間の男たちに会ったら絶対 後悔するから…
焦らないで よく考えてみなさい。」

「世間の男なんてどうでもいんです。
朝陽さんが最高なんだもん!!!
私が魅力ないのはよくわかってます。だって
朝陽さんの周りの女性はみんな
大人ですごく綺麗で
スタイルもよくて……いろんな知識もあって
太刀打ちできるなんて
思ってもいないけど……
ボランティアでもいいから……
朝陽さんに女にしてもらいたい……。」


朝陽さんはいきなり毛布をガバッとはいだ。


「キャ……」

「忘れてたよ 秘書さん
仕事の締め切りがあるんだった。」

「あ!!!コーヒー冷めちゃったですね!!
すぐに入れ替えてきます。」

「お願いできるかな。」

暗闇に浮かぶ朝陽さん

「あ!!!ちょっと待ってください
さっきの話は?」

ベットから立ち上がった朝陽さんの腕をとった。
< 98 / 169 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop