金曜日の彼女【完】
もう片方の手が背中を何度も這い始め
後ろのファスナーに手をかけた。
ゆっくりとそれが下ろされていくのを感じながら
瞳を閉じる。
パチンと音がして、ブラジャーのホックが外されたのがわかった。
一気に軽くなって、思わず吐息が洩れた。
素肌に直接触れる龍太の手の動きに
少しずつ、意識が集中していく。
「あっ…―――ん!」
頭の中が真っ白になっていく―――…。
龍太――――…。
焼けつくような、甘い痛みのあとに残るのは
赤いしるし―――…。
龍太の
しるし。
――――――…
――――…
後ろのファスナーに手をかけた。
ゆっくりとそれが下ろされていくのを感じながら
瞳を閉じる。
パチンと音がして、ブラジャーのホックが外されたのがわかった。
一気に軽くなって、思わず吐息が洩れた。
素肌に直接触れる龍太の手の動きに
少しずつ、意識が集中していく。
「あっ…―――ん!」
頭の中が真っ白になっていく―――…。
龍太――――…。
焼けつくような、甘い痛みのあとに残るのは
赤いしるし―――…。
龍太の
しるし。
――――――…
――――…