金曜日の彼女【完】
「その夢…正夢になるといいな」

そう言いながら私を抱きしめ…唇を塞ぐ。

「…ん…」

正夢に……?

それって…それって

そんな思考を与えないほどの激しいキスに思わず龍太にしがみつく。


何度か角度を変えながらキスをして唇が離れる。


「なんなら今から正夢にしちゃう?」

悪戯っぽく笑ってもう一度軽いキスをして

「…なんてな」

そう言って起き上がった。


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