金曜日の彼女【完】
変化?
「た、高っ!!」
思わず見上げてしまうほどの高級そうな高層マンション。
ここが龍太の家!?
嘘でしょう?
「いつまで突っ立ってんだ!置いてくぞ!」
いきなりの展開にまだついていけてない私に龍太の怒鳴り声が飛んできた。
「はいぃぃ」
急いで龍太のあとを追う。
広いエントランスを抜けてオートロック式の自動ドアをくぐる。
エレベーターに乗り込むと6階を押した。
―――ポーン…
軽い振動のあと、6階に着き、また先に歩き出す龍太を一生懸命追いかけた。
一番奥にある部屋の前で止まると鍵を差し込みドアを開けた。
またも先に入った龍太に続いて玄関まで入ったもののそこで…躊躇した。
だけど、それに気づいた龍太が
「早く入れよ!」
そう言う。
「だって…お家の…人とかに黙って…上がるのは…」
思わずここまで着いて来てしまって、そんなの…ただの言い訳かもしれないけど…。
「俺は一人暮らし。家族はいない。だからさっさと入れよ」
「え?いないの?」
「ああ…」
こんな高級そうなマンションに一人暮らし!?
こんなところで一人暮らしさせることができる親って…
龍太の両親って…いったいなにしてる人なの!?
思わず見上げてしまうほどの高級そうな高層マンション。
ここが龍太の家!?
嘘でしょう?
「いつまで突っ立ってんだ!置いてくぞ!」
いきなりの展開にまだついていけてない私に龍太の怒鳴り声が飛んできた。
「はいぃぃ」
急いで龍太のあとを追う。
広いエントランスを抜けてオートロック式の自動ドアをくぐる。
エレベーターに乗り込むと6階を押した。
―――ポーン…
軽い振動のあと、6階に着き、また先に歩き出す龍太を一生懸命追いかけた。
一番奥にある部屋の前で止まると鍵を差し込みドアを開けた。
またも先に入った龍太に続いて玄関まで入ったもののそこで…躊躇した。
だけど、それに気づいた龍太が
「早く入れよ!」
そう言う。
「だって…お家の…人とかに黙って…上がるのは…」
思わずここまで着いて来てしまって、そんなの…ただの言い訳かもしれないけど…。
「俺は一人暮らし。家族はいない。だからさっさと入れよ」
「え?いないの?」
「ああ…」
こんな高級そうなマンションに一人暮らし!?
こんなところで一人暮らしさせることができる親って…
龍太の両親って…いったいなにしてる人なの!?