金曜日の彼女【完】
委員会
「今日は新しい委員を決めるぞー」
LHRの時間、今年度の委員を決めることになった。
「有紗は何やるの?」
「私?体育委員。琴葉は?」
「えっ!決めるの早いね。…まだ…決めてないよ」
相変わらず有紗はなにするにも早い。
「アンタはさぁ…図書委員なんてどう?本好きでしょ?」
確かに…小さい頃から本を読むのは好きなほう。
「うん!いいかも!ありがと有紗」
「どういたしまして。琴葉に任せたらいつまでだっても決まらないからね」
「ひどーい」
…当たってはいるんだけど…ね。
去年は迷いに迷った挙げ句、風紀委員なんて一番みんながいやがる役を押し付けられたんだから。
そして無事、私達は希望の委員になれた。
「よーし!全員決まったな。今日の放課後に各委員ごとに集まるように。場所は廊下の掲示板に貼ってあるからな」
そして放課後―――…
「じゃあ私は3―2だから。またね琴葉」
「うん!じゃあね~」
有紗と別れて図書委員の集合場所である図書室に向かった。
LHRの時間、今年度の委員を決めることになった。
「有紗は何やるの?」
「私?体育委員。琴葉は?」
「えっ!決めるの早いね。…まだ…決めてないよ」
相変わらず有紗はなにするにも早い。
「アンタはさぁ…図書委員なんてどう?本好きでしょ?」
確かに…小さい頃から本を読むのは好きなほう。
「うん!いいかも!ありがと有紗」
「どういたしまして。琴葉に任せたらいつまでだっても決まらないからね」
「ひどーい」
…当たってはいるんだけど…ね。
去年は迷いに迷った挙げ句、風紀委員なんて一番みんながいやがる役を押し付けられたんだから。
そして無事、私達は希望の委員になれた。
「よーし!全員決まったな。今日の放課後に各委員ごとに集まるように。場所は廊下の掲示板に貼ってあるからな」
そして放課後―――…
「じゃあ私は3―2だから。またね琴葉」
「うん!じゃあね~」
有紗と別れて図書委員の集合場所である図書室に向かった。