初恋



side悼矢



1日休みもあっという間に終わって、

今日からまた部活が始まる。




学校に行きながら携帯をいじっていると、

後ろから誰かが走っている音が聞こえた。







後ろを振り返ってみると、

見たことのあるような奴だった。








こっちに向かってきてる・・・?







「・・・あれ、って・・・裕、大・・・?」










持っていた携帯をしまって

自分の方に向かってくる奴を待つ。



案の定、こっちに向かって走ってきた奴は、裕大だった。










「おい、裕・・・」









俺が話しかけようとしたが、


裕大は通り過ぎて行った。














は・・・??
















俺がいたのが見えなかった事はねぇよな?










ちょっとむかっときた俺は、


裕大の後を追いかける。
< 100 / 364 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop