初恋



「キャハハ!!あんた何転んでんの?」



「こんな所で転ぶ何てありえなーい」


「何か、こいつうんこ臭くない!?」




3人で大笑いしながら飼育小屋のカギを持って

外に出始める。







なっ・・・!?







あたしは急いで立ち上げって、

その人たちを捕まえようとしたけど、1歩遅かった。







3人は飼育小屋のカギを閉めて、

あたしを睨みながら言った。





「あんたみたいな、うざい奴、ずっとここにいればいーよ」


「は!?」




「ていうかー、うんこ臭いからお似合いじゃない?

ここの小屋に」



「だよねー笑」



「ねー、もう帰ろうか!!」

「「だねー」」





沙奈と喧嘩して、この人たちには小屋に入れられて・・・







自分は、これからも1人でこうなる運命だって思った。








気が強いあたしは、

友達が出来ないタイプの人間だって思った。










全てが真っ暗になった気がしたの。
< 316 / 364 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop