初恋
「キャハハ!!あんた何転んでんの?」
「こんな所で転ぶ何てありえなーい」
「何か、こいつうんこ臭くない!?」
3人で大笑いしながら飼育小屋のカギを持って
外に出始める。
なっ・・・!?
あたしは急いで立ち上げって、
その人たちを捕まえようとしたけど、1歩遅かった。
3人は飼育小屋のカギを閉めて、
あたしを睨みながら言った。
「あんたみたいな、うざい奴、ずっとここにいればいーよ」
「は!?」
「ていうかー、うんこ臭いからお似合いじゃない?
ここの小屋に」
「だよねー笑」
「ねー、もう帰ろうか!!」
「「だねー」」
沙奈と喧嘩して、この人たちには小屋に入れられて・・・
自分は、これからも1人でこうなる運命だって思った。
気が強いあたしは、
友達が出来ないタイプの人間だって思った。
全てが真っ暗になった気がしたの。