とっておきの恋
■親友だもん
「エリ! 今日フォーティーワンに帰り寄らない?」
授業が終わると、カオリンがあたしのセーラー服の袖をひっぱった。
「うん、行く!」
カオリンがいつもどおり接してくれることで、あたしもいつもの自分に戻れる。
「あれ? でも部活は?」
カオリンは弓道部。
放課後はいつも練習があるのに。
「いいの、今日は休みなの」
――。
駅ビルの1階にフォーティーワンが入っている。
ちょうど今、シングルの値段でダブルが食べられるらしい。
あたしたちはショーケースを覗き込みながらしばらく悩む。
「決~まり!」
いつものことながら、カオリンの決断力は素晴らしい。
お姉さんに、レジで注文し戻ってきた。
「チョコミントとベリーベリーベリーにしたよ」
授業が終わると、カオリンがあたしのセーラー服の袖をひっぱった。
「うん、行く!」
カオリンがいつもどおり接してくれることで、あたしもいつもの自分に戻れる。
「あれ? でも部活は?」
カオリンは弓道部。
放課後はいつも練習があるのに。
「いいの、今日は休みなの」
――。
駅ビルの1階にフォーティーワンが入っている。
ちょうど今、シングルの値段でダブルが食べられるらしい。
あたしたちはショーケースを覗き込みながらしばらく悩む。
「決~まり!」
いつものことながら、カオリンの決断力は素晴らしい。
お姉さんに、レジで注文し戻ってきた。
「チョコミントとベリーベリーベリーにしたよ」