とっておきの恋
花やかたの正面玄関に赤いキャップが見える。
「安部くん、持田さん! 遅すぎますよ」
遠藤くんが珍しく怒っているみたいだった。
いつもは表情変えないのに…。
「遠藤くん、今日の校外学習すごく楽しみにしてたんだって」
そう河辺くんが説明している間も、パシャッ、パシャッってデジカメで正面玄関を撮りまっている。
「ごめんね、遠藤くん」
「いえ、いいです。それでは入場券を買いましょう」
遠藤くん、またいつもの無表情に戻った。
とりあえず怒りは治まったのだろう。
「安部くん、持田さん! 遅すぎますよ」
遠藤くんが珍しく怒っているみたいだった。
いつもは表情変えないのに…。
「遠藤くん、今日の校外学習すごく楽しみにしてたんだって」
そう河辺くんが説明している間も、パシャッ、パシャッってデジカメで正面玄関を撮りまっている。
「ごめんね、遠藤くん」
「いえ、いいです。それでは入場券を買いましょう」
遠藤くん、またいつもの無表情に戻った。
とりあえず怒りは治まったのだろう。