とっておきの恋
「もう、持田さんたら小学生じゃないんだから。一つくらい質問とか意見とか出てこないんですか?」
遠藤くんが不機嫌そうに口を尖らせる。
「ごめん…だって、みんなあまりに立派な意見ばっかりだったから…」
ほんと、ごめん。
あたしのせいでS学院のイメージが下がっただろうな。
はあーっ。
「いいじゃん、岡村さんに乗り物券もらったんだから、なんか乗ろうよ」
河辺くんがチケットをちらつかせている。
「持田さんはただで乗る権利ありませんから」
遠藤くん、根にもってる。
せこすぎるよ。
遠藤くんが不機嫌そうに口を尖らせる。
「ごめん…だって、みんなあまりに立派な意見ばっかりだったから…」
ほんと、ごめん。
あたしのせいでS学院のイメージが下がっただろうな。
はあーっ。
「いいじゃん、岡村さんに乗り物券もらったんだから、なんか乗ろうよ」
河辺くんがチケットをちらつかせている。
「持田さんはただで乗る権利ありませんから」
遠藤くん、根にもってる。
せこすぎるよ。