小さな小さな恋物語
-智流-



なぜか急に目が覚めた俺はいつもより早い時間で家を出た。


そして、いつも通りにエレベーターに乗った。


エレベーターはすぐには1階には止まらずに3階で止まった。


まだ7時なのに人がいるなんて珍しいな。


最初はそう思っていた。


ゆっくりとエレベーターが開いているとエレベーターの前には驚いた顔をした佑希ちゃんが立っていた。




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