小さな小さな恋物語
ったく。俺は何がしたいんだよ。格好悪い。



「ご、ごめんね。急に大声だして…
とりあえず部屋に入ろうか?」


ドアが開いてる状況だ。

俺の声がリビング、ましてや隣の部屋である流華姉の部屋まで届いたら何を言われるか……



佑希ちゃんを俺の部屋に招き入れ、ベッドに座らせた。



さすがに地べたに座らせるのはよくないだろ?



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