小さな小さな恋物語
#1-6 最後の別れのとき
*1
-佑希-
月日は無惨にも過ぎていき、3月17日になっていた。
今日はあたしが通う小学校の卒業式だ。
卒業式が終わったら、智流君はいなくなってしまう。
淋しいことだけど、あたしは智流君を待つことにした。
これは3ヶ月前に智流君の家に行った時に決めたことだ。
ついでに卒業式の時には泣かない。
そう決めた。
月日は無惨にも過ぎていき、3月17日になっていた。
今日はあたしが通う小学校の卒業式だ。
卒業式が終わったら、智流君はいなくなってしまう。
淋しいことだけど、あたしは智流君を待つことにした。
これは3ヶ月前に智流君の家に行った時に決めたことだ。
ついでに卒業式の時には泣かない。
そう決めた。