小さな小さな恋物語
「智流君?」



佑希ちゃんは俺の名前を呼ぶ。


「なっ、なに?」


「チャイムが鳴る」


「「「それを早く言え〜!」」」


俺と崇と亜依ちゃんはハモりながら怒鳴った。



「だってぇ〜」


佑希ちゃんは涙目で言った。


そんな顔で見るなよ。


「わかっから。行くよ」


俺達は亜依ちゃんの言葉で俺達は校舎へと向かった。




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