小さな小さな恋物語

*3

-智流-



クソ! 崇め。今度会ったらただでおかねぇからな。


「あれ? 智流君?」


急に俺の名前を呼ぶ声がした。


なんだよ! つうか、誰だよ。



「なっんだよ!?」


俺が振り向くとそこにはきょとんとした顔の佑希ちゃんがいた。



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