お兄さん-上司-に気をつけて!



私が配属されたのは女性誌が主とした、雑誌を取り扱う部署だ。



部署まで案内され、担当が来るのを待てとのことだった。



私の他に同期が2人いた。



一人は黒髪をうしろでしばった眼鏡で少し貧弱そうな女の子だった。



もう一人は学生時代にモテたであろう爽やかなイケメンという感じだった。



同期観察が済んだ頃、担当であろう人が来た。



いかにも大人の女性という感じだ。


「えーと…貴方達が新人さんたち?
おはよう、担当の永瀬よ。よろしくね」




「はい、よろしくお願いします」



後の2人も私に続き挨拶を済ませた。









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