流れる星を見つけたら
男はナイフを人の喉に合わせながら、素早く自分の下半身を冷たい風にさらし、もう片方の手で私のスカートの下から手を入れた。

嫌だ
気持ち悪い

叫ぼうと喉を動かすと
ナイフが当たり痛みが増す。

涙だけがボロボロ出てくる

男はいやらしく笑い
一気に私のストッキングと下着に手をかけた時

男よりもっと大きな影が、その背後から現れた。

「この変態が!」

大きく叫び
お尻丸出しの強盗に蹴りをガンガン入れ、壁に男を叩きつけ、泣き叫ぶ強盗を怖い顔でヤキを入れる。

私は崩れながらそこに座り込み、他人事のように見つめている。

「許して下さい」

「警察ナメんなよ!」

もう永遠にさようならを宣言した、アイツがそこにいた。


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