僕、男の子なのです☆
夏輝side
先生に頼まれ資料を整理していた時だった。
「みゃぁぁぁぁ!!
誰か理事長室を教えて!!」
と言う高めの声が聞こえた
俺は少しばかり気になり資料室をでた。
出た先には小さめの男が廊下に座り込んでいた
「おぃ、大丈夫か?」
俺はとっさに声を掛けた
すると小さめの男は涙目のまま振り返った
「っ///」
その花が咲くような美しい姿…
可憐だ…
って!
俺は何を考えている!!
相手は男!
し、しかし…
綺麗だ…
「あ、の?」
声を掛けられ我にかえる
「あ、あぁ…こんなところで座り込んで何している?」
「あのね?理事長室がわかんなくて…」
「あぁ…此処をまっすぐ行くとすぐだ」
「本当?!ありがとぉ!!」
そして小さめの男はそこの道とは逆方面に走って行った
「お。おぃ!
……大丈夫か?」
夏輝side*end