僕、男の子なのです☆



夏輝side




先生に頼まれ資料を整理していた時だった。


「みゃぁぁぁぁ!!
誰か理事長室を教えて!!」


と言う高めの声が聞こえた
俺は少しばかり気になり資料室をでた。


出た先には小さめの男が廊下に座り込んでいた


「おぃ、大丈夫か?」

俺はとっさに声を掛けた
すると小さめの男は涙目のまま振り返った

「っ///」

その花が咲くような美しい姿…
可憐だ…
って!
俺は何を考えている!!
相手は男!


し、しかし…
綺麗だ…


「あ、の?」

声を掛けられ我にかえる

「あ、あぁ…こんなところで座り込んで何している?」
「あのね?理事長室がわかんなくて…」
「あぁ…此処をまっすぐ行くとすぐだ」
「本当?!ありがとぉ!!」



そして小さめの男はそこの道とは逆方面に走って行った


「お。おぃ!
……大丈夫か?」



夏輝side*end








< 18 / 95 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop