僕、男の子なのです☆
力哉side
親に呼ばれ家に戻っていた僕は桜花寮に戻るため学校前の門を目指していた。
遠い道のりの中やっと着くと門の前で首を傾げる男の人がいた。
何をしているのか気になり僕は声をかけたが、
彼は急に叫びまだ開いていない門へと走りだす
「危n ガァァァン!「いってぇぇぇ!」 い」
僕の声が届く前に彼は門へ突っ込んだ
僕はすぐに駆け寄り彼を覗き込む
「大丈夫かぃ?」
「いってぇ――…ってその声…はぁーだよな。
こんな昼間からお化けが出るわけないよな…」
お化け…?
良く意味がわからないことを言うがまぁ、いつもでも座っていると汚くなるしね。
僕は手を差し出す
「立てる?」
「あぁ、ありがとぉ」
僕の手に彼の手が重なる。
「っ、」
彼の手は男と言うのに小さく可愛らしいものだった。
男と言うのに少しときめいたり…
そっちのケはないはずなのだが…