僕、男の子なのです☆
☆いらない存在
奇跡と言うべきであろうか?
最悪と言うべきであろうか…
僕が入った2-1は何と不良くん綺羅と信悟と同じクラスだった。
綺羅は僕の顔を見るなり舌打ちし、信悟は僕から目を逸らした。
「「セノぉぉぉぉぉぉぉ?!」」
複数の野太い声が僕の名を呼んだ
こっちに走ってくる影からして
その野太い声の持ち主はクラスの人達のようだ。
「その頬はどぉしたぁぁぁ?!」
「俺のセノがぁぁ!!」
「うぉぉぉ!!セノぉぉ!!死ぬなぁぁ!!」
…とても五月蝿いね。
てか、その頬はどうしたまではOkだ。
俺のセノってなんだ。
死ぬなって死んでねぇよ。
「あはは!
この頬はちょっとね!
って言うか、僕は誰かのものじゃないもん!
それに死んでないよ!
生きてるでしょ?」
「「「「(やっぱ可愛い)」」」」
普段の僕らしく振舞っている中一つの影は僕を睨んでいた。
ノアside*end