僕、男の子なのです☆





「ノアッ」



尚ちんは僕をぎゅっと抱き締めてくれた。


「尚ちん、ごめんなさいっ…
ごめんなさい…」


「ノア、」



尚ちんは私の名前を何度も何度も呼ぶ。


僕が壊れないように、


僕が僕であり続けるために。



「尚ちん、ごめんなさい、ごめんなさい…」

「謝らなくていい。」



僕は尚ちんにすがるように抱きついた。






お願い、



僕を嫌いにならないで…









ノアside*end




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