僕、男の子なのです☆
そして早くも体育祭当日。
まぁ、当日って言っても昨日心ちゃんに体育祭のことを教えてもらったから当日って言っても昨日で言う明日なのだ。
「でも、心ちゃんって急だよね~」
「だな~」
―モグモグ
僕の口と信悟の口はもぐもぐと動く。
すでに始まろうとしている空気の中僕と信悟はおいしいおいしいメロンパンをかじっていたのだ。
―ペチッ
「「いて、」」
後ろを振り返ると呆れたように眉間に皺を寄せる不良くんこと綺羅くんがいた。
「何やってんだお前等…」
「「腹が減っては戦はできぬ」」
はぁ~これは戦じゃねぇ…なんて呟きながら頭をかく綺羅くん。
「綺羅くんも食べる?」
三個入りの余った一個にメロンパンを差し出す。
「綺羅でいい」
「綺羅?」
「ッ///あぁ、貰っ「わ~ぃ☆ありがとぉ♪」
綺羅が受け取ろうとしたが可愛い可愛い何かがそのメロンパンにかぶりつく。
「てめぇ…陸…」
「おいしいね!セノ」
「でしょ?僕もこれ大好きなんだ♪」
「無視なんて上等じゃ「いいなぁ、陸。俺も食べたかった。あ、こんなとこにもおいしそうな果実が」
「おい!」
天理も僕達のテントにきて僕の頬をツンと突っつく。
僕の頬は果実なのか?
それになんかさっきから綺羅可哀想(笑)
「てめぇらいいk「いいでね、セノからのあ~んなんて」